▼シンガポールの建築事情(1)
今回のブログのシンガポール シリーズ最終項目となります。 昔の話で大変申し訳ないですが私がシンガポール駐在中の建築事情について述べてみます。 当時のシンガポールでは建築ラッシュに伴い日本からのゼネコンの進出は大手、中堅を含めて多くの会社が進出していました。 日本のゼネコンがアメリカ、英国、香港、地元シンガポールの業者に討ち勝って工事を獲得できたのは工期を守るという信頼性が第一番であったと思います。 日本の大手ゼネコンの工事の進め方は幹部クラスを日本人で堅め補助職をローカルスタッフに依存していました。 また、職人などの労務者は技能職をほとんど中国系シンガポール人で堅め、雑工をマレー人、タイ人、バングラディシュ人、スリランカ人などを雇っているのが一般的でした。 ところがこの安泰のシンガポールの建築界に殴り込みをかけてきたのが韓国の建築大手で現代建築(ヒュンライ)、叟龍(サンヤン)がシンガポールの大型工事をほとんど一手に獲得するようになってきました。 シンガポールの建築工事は全て入札制により決定されるのでいくら技術力が優れていても金額が高ければ受注することは出来ません。 私がシンガポール駐在中に韓国業者が獲得した大型物件はラッフルズ シティ、リャンコート、マリナスクエアー、チャンギ国際空港第二期工事などでした。 ラッフルズ シティ は当社も入札に参加しましたが工期がどのように計算しても韓国業者より半年長くかかり残念ながら韓国業者に負けてしまいました。


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