☆南洋ボケ
日本に帰国して私を一番悩ませる問題は何か仕事で失敗した場合に殆どの人が言う言葉があります「彼は南洋ボケである」と。 ここで、東南アジアなどの海外勤務され【南洋ボケ】と言われたことのある人の誤解を解くために私の考えを述べてみたい。 人間は年を取ると物事に対して忘れっぽくなるのは万人の認めることです。 そこで、何故、東南アジアで生活した人だけに【南洋ボケ】と差別して呼ばれるか考えてみました。 私がシンガポールに赴任して5年近く過ぎた時、東京本社から国際電話が入り 「去年出張でシンガポールへ行かれた○○さんは何月に行かれたのか?」 という問い合わせがありました。 この様な時、まず1年前のことも記憶にない、印象深かった人でも何月だったかなかなか思い出せない。 これは一年中同じ気候で、食物も旬、シーズンが殆ど無いという東南アジアの生活によるものと思います。 日本では、記憶の中にあの人が来たのは暑い盛りだったとか、寒い雪の日だったとか、松茸の美味しい季節だったとか何か一所に記憶できる要素が必ずありますが、シンガポールではこの様な記憶の仕方は全く出来ません。 大事なことは一応ノートにメモしていますがとっさの時には返事が出来ない。 これを称して皆様は【南洋ボケ】といわれる。 このあたりの事情をご理解の上単なる【南洋ボケ】でないことをご理解下さい。


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投稿: | 2007年12月12日 (水) 06時10分