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2006年7月31日 (月)

■我が家の家庭料理

 シンガポールに永く住んでいますと日本からのお客さんを度々迎えることもありますし、また、我が社の単身赴任、独身者、ローカルスタッフを招待することも度々あります。                                                    単身赴任者、独身者を招待するときには一年中暑いシンガポールではあまり食べることのない【すき焼き】、【鍋料理】を作り喜ばれていました。                                                                       【すき焼き】に使う牛肉は OG ビーフ(オーストラリア ビーフ)の美味しい肉が安く購入できますし【鍋料理】には伊勢海老、蟹類が豊富にありますので重宝しました、しかし、野菜類はシンガポール ポンゴール近くの農園工場で水耕栽培されたものが入手出来ますが日本に比べ高級食材になります。                                                                                中でも日本人に一番喜ばれたのが【伊勢海老一匹入りのみそ汁】で、このために日本から特大のみそ汁椀を仕入れて提供していました。                                                                                     伊勢海老は当日の朝テッカマーケットに活き伊勢海老を仕入れに行き段取りをしていました。                                                                                                                        魚も鯛、鰺、マグロが手に入りますが刺身にしても焼き魚にしても評判はあまりよくありません、ただし、シンガポール人が大好物の、我々がエンゼルフィッシュと呼んでいました【マナガツオ】は唐揚げにして食べると美味しい魚でした。                                                                          また、我が社のローカルスタッフを招待するときは生ものを食べられない人がたくさんいますので【おいなりさん】を作り食べて貰っていました、これもローカルスタッフには評判が良かったです。                                                                                          我が社の食い道楽の N 事務長は日本から焼き鳥を焼く専用機を仕入れてきて(日本の焼鳥屋で使っているものと同じもの)庭で日本式サテーを焼いて喜ばれていました。                                                              シンガポールでは家が広いせいもありますがこの様なパーティーが頻繁に行われ楽しく過ごせます。                                                                                              私の部下である日本人、ローカルスタッフのパーティーは家族同伴で30人程度のパーティーを年2,3回開催していましたが、日本人の家族には一家族一品の自慢料理を持参して貰いパーティーを盛り上げていました。                                                                                  日本に帰国してからは家が小さいためこの様なパーティーが出来ません、これも楽しかったシンガポールの思い出になりました。

2006年7月30日 (日)

■ローカル ラウンジ(2)

 シンガポールのナイトクラブ、キャバレーは日本のスタイルといささか異なっています。                                           シンガポールのナイトクラブ、キャバレーはママさんと呼ばれる女性が店の規模にもよりますが10名から20名もいて各々のママさんが配下のホステスを4から5人抱えて采配を振るっています。                                                                                                 お店に入るとママさんが並んでお迎えがあり顔見知りのママさんに声をかけると後は全ての面倒を見てくれます。                                                                          この様なナイトクラブで異様に感じたことは男子トイレの中でインド人が商売をしていることです、どんな商売かと言いますと、まず、安物の香水を振りかけたおしぼりを渡してくれその後安物の香水を洋服に振りかけてくれることです、これらは勿論チップ稼ぎのためでそんなに驚くことは無いのですが一番驚いたのがトイレの中の片隅でタバコ、駄菓子を売っていることです、こんなところで駄菓子を買う人がいるのでしょうか? 異様な光景です。                            シンガポールのローカルバーに行きますと店の中は非常口にぼんやりと明かりが点いているだけで後は真っ暗闇の世界です、ホステスの顔も全く見えない上にほとんど英語も通じません。                                                                                                さすがにこの様なローカルバーは一度行ったきりで二度と行く気がしませんでしたがローカルバーとはこの様なものであると良い勉強になりました。                                                                    観光客にはお勧めできません。

2006年7月29日 (土)

■ローカル ラウンジ(1)

 日本人のあまり行かない【ローカル ラウンジ】のことを書いてみます。                                                          シンガポール人の友人がたくさんいる私はジャパニーズ ラウンジに負けないほど【ローカル ラウンジ】に通いました。                                                                                                    ジャパニーズ ラウンジと【ローカル ラウンジ】の差はボトルキープが無いこと、カラオケが無いことが特徴です、その変わりに台湾人、香港人、フィリッピン人などによるショーがふんだんにあることです。                                                                                             さて、皆さんが一番関心のあるホステスですがテーブルにはものの5分も座っていずに入れ替わり立ち替わり席を替わります、ホステスの名前を覚えるどころか顔も覚えきれないほど目まぐるしく席を替わっていきます。                                                                                        さて、帰る頃になると一度テーブルに着いたホステスが全員我々のテーブルに集まる、多い時には20人以上のホステスに取り囲まれ驚きますが、これはシンガポール恒例のチップを貰うために集まって来るのです。                                                                                           チップの払いはママさんにS$30程渡すとこれを全てS$1に両替し我々にたいするサービスの貢献度によりS$1からS$3の範囲内でママさんが配ってくれます。                                                           また、舞台で歌っている歌手も呼べば席にきてお酌をしてくれます、この場合はチップをはずむため自分の出番が来るまでじっくり話し相手になってくれますが残念なことにフィリッピン人以外はほとんど英語が話せず会話が出来ませんが楽しいものです。                                                                 この【ローカル ラウンジ】にシンガポール人のお施主さんの招待を受け行ったときチップをS$1,000(当時のレートで日本円10万円以上の金額)渡していました。                                                          私が貰いたいほどの金額です。

2006年7月28日 (金)

■ジャパニーズ ラウンジ

 私がシンガポールへ赴任してすぐに我が社の日本人スタッフから英語の勉強に行こうと連れて行かれたのが【ジャパニーズ ラウンジ】と称するカラオケクラブでした。                                                                          この様な【ジャパニーズ ラウンジ】はシンガポールには数十軒もあり日本の高級クラブと遜色ない雰囲気の(金額も)お店が営業していました。                                                                                 我々がよく通っていたのはシンガポールでも庶民的な CPF の愛称で親しんでいた富士屋でした。                                                                                                    この CPF という愛称は富士屋がシンガポールにたくさんあるカーパークビルの1階で営業していたので【カーパーク富士屋】の頭文字を取って CPF と呼んでいたわけです、また、この CPF という名称はシンガポール厚生年金局の略称でもありローカルスタッフの手前昼間からお酒を飲みに行く相談も話ずらいので今夜は CPF へ行こうと話していました。(実際にはローカルスタッフもカタコトの日本語を理解していてバレバレだったと思います)                                                                                                                           この富士屋はシンガポールでは古い一膳飯屋で(店主は元日本大使館のコック長で、庶民的な日本料理をつくってくれます)我々は一日3回お世話になることが度々ありました。(一日3回とは前夜明け方の2時頃まで飲んで、その日のお昼は定食を食べに行き、夜はまた飲みに行くというパターン)                                                                                                                                                                            この他にも楽しい【ジャパニーズ ラウンジ】がたくさんありましたが庶民的な値段のCPFは帰国するまでずいぶんお世話になった店です。                                                                          たぶん富士屋の床に敷かられている絨毯の一部分は私の支払ったお金で買われていることでしょう。                                                                                                      また、我々が安い庶民的な【ジャパニーズ ラウンジ】を見つけカラオケで日本の演歌を楽しんでいるといつの間にか韓国人に占領され、カラオケは韓国の唄ばかり流れるようになってしまい我々日本人は清く撤退していました。                                                                                   当時の韓国勢力はヒュンダイ(現代社)、サンヤン(双龍社)のゼネコングループがシンガポールに進出してきて古くからシェアーを持っていた日本のゼネコンは度々価格面で韓国に負けていました。                                                                                     これらの楽しかったカラオケもシンガポールの楽士組合からクレームがついて生バンド以外のカラオケは禁止令が出ましたが約1年でこの法律?も撤回されました。

2006年7月27日 (木)

■ローカルマーケット

 グルメの話が続き皆様も食傷気味になられたことと思いますのでこのあたりでシンガポールでの生活の話に戻したいと思います。                                                                                        シンガポールに永く住んでいますと毎日の買い物も日本食専門店、デパートなどでの購入は不経済になります。                                                                                        探求心旺盛な我が家の買い物はローカルマーケットをよく利用しました。                                                                            これらのローカルマーケットは大きな地区ごとに有りますが我が家が利用したのがセラグーンロード入り口にある【テッカマーケット】でした。                                                                    【テッカマーケット】へは我が家が住んでいたミンテック パークからシックス アヴェニューに出て後はブキテマ ロードを東に向かい走るとすぐのところに有りました。                                                      セラグーン ロードは前にも話しましたがインド人街で有名なところで【テッカマーケット】へくるお客の半分はインド人で占められていました。                                                                        このマーケットは魚屋、肉屋、八百屋の個人経営者の集合体でここにくれば全てのものを調達できます、また、2階には雑貨品を扱う店もあります。                                                                              マーケットに入るとすぐのところに鶏専門の店があり鶏は全て生きたまま鳥かごに入れられて売られています、お客は鳥かごの中の鶏を品定めして注文すると店員がその鶏を取りだしいとも簡単に首を絞め、後は旧式のドラム式洗濯機の様な機械の中に放り込みスイッチを入れると2,3分で丸裸の鶏が出てきます、それをビニール袋に入れ渡してくれます。                                                                                                                     肉屋はモスレム専用の羊肉屋とチャイニーズ専用の猪肉屋が喧嘩もせず隣り合って店を出しています、これらの肉屋はショーケースでの陳列ではなく枝肉、レバー、タン、ハツ、頭等の臓物をカギに引っかけぶら下げ売っています、気の弱い人はこれらの光景を見ただけで食欲が無くなることでしょう。                                                                                             魚屋は日本でお馴染みの鯛、鰺に似た魚も売っていますが日本人が無難に食べられるのは海老、伊勢海老、蟹類でしょう、私も割合新鮮そうな鯛、鰺などを買ってお刺身で食べましたが、日本の魚と比べ大味でした。                                                                                    八百屋はパクチーなどの香草類がたくさん扱われており、日本でお馴染みのナス、キュウリも有りますが全て日本のものより数倍の大きさに育ったものばかりです。                                                           この様なお店がぎっしりとかたまって営業しており馴れない人は匂いと、騒音で驚くことと思います。                                                                                                      話が変わりますが、ある日の深夜酔っぱらって町中をふらついていますと一軒の店だけこうこうとと照明をつけて商売をしている店があり何を売っているのかと近づくと歩道近くに得たいの知れないものが転がっている、よく見ると全て切り落とされた豚の頭でした、この小さな店は深夜豚を解体してマーケットに卸しているらしい、日本では考えられないような光景でした。                                                                                                  この豚の頭は骨を取り丸ごと茹でてセブンマンス フェスティバル(お盆の祭り)のお供え物になります、お供えした後はこれを持ち帰り家族全員でのご馳走になるのでしょう。                                                      これからシンガポールに長期滞在される方は早くローカルマーケットに馴れ生活を楽しんでください。

2006年7月26日 (水)

◆シンガポール食べ歩き

 今まで A 級グルメ、 B 級グルメとたくさん紹介してきましたが、シンガポールには未だ紹介したいグルメがたくさんあります。                                                                                 そのうち今まで書いていない私が経験した美味しい B 級グルメについて紹介いたします。                                 【酔っ払い海老(Drunking Prawn)】は透明な耐熱ガラスの鍋に活きた海老を入れ客席に運んできます、その中に目の前で老酒をコップ一杯入れます、鍋が透明容器のため海老のもがき苦しむ様子を見ながら火にかけ酒蒸しにして食べる料理で、丁度日本のどじょう鍋と同じ残酷な料理です。                                                                                              これはシンガポールの中華レストランなら何処でも食べられるポピュラーな料理です。                                                 【冬瓜のスープ】は大人の頭ほどの大きさの冬瓜の中をくり抜き中に海老、干し鮑などを入れその上からスープを注ぎじっくり蒸し上げた料理です、冬瓜の皮の部分には彫刻が施してあり食べるのがもったいない様な料理です、食べるときは冬瓜の果肉をそぎ落としながら中の具と一所に食べます、あっさりした日本人好みの味です。                                                                【伊勢海老のカレーココナッツミルク煮】(正式の料理名は知りません)と言うような料理で、これを食べにオーチャード通りのレストランによく通いました、このレストランは常連になったためウエイトレスは私の顔を見ると黙っていても【伊勢海老のカレーココナッツミルク煮】のオーダーを通してくれるようになりました、この料理は二つ割りにした伊勢海老が入っていますが伊勢海老よりスープの方が美味しい料理です。                                                                       また同じ店でよく食べたのが【鳩の丸焼き(Roast Pigeon)】で一人で一羽平気で食べられました、この鳩料理は頭も、くちばしも付いているのですがシンガポール人の友人から頭は毒が有るので食べてはいけないと注意されていました。                                                                              【麻婆豆腐】は四川省の名物料理で陳さんと言うお婆さんが始めた料理で日本で食べられている【麻婆豆腐】とは全く違う味がします、山椒の実が痺れて非常に美味しい料理です。                                                                                                                                                              【海老の唐辛子炒め】は唐辛子を二つに割りこれをフライパンで海老と一所に炒めた料理で見た限りでは海老より唐辛子の方がたくさん入っているような料理でこれも四川省の名物料理です。                                                                                                 【鵞鳥料理】中国料理ではダックは日常的に食べられていますがグース料理は珍しいと思います。                                                                                                   【田鶏料理】は蛙料理で生姜炒め、唐揚げ等バラエティーに富んだ美味しい蛙が食べられます、これも私の好物料理でした。                                                                             【チキン レッグ料理】は名前を聞いただけでは美味しそうな料理に見えますがこれは鶏のもも肉料理ではなく鶏の爪付きの足先だけの料理です、(気の小さい人は注文しないこと)食感はゼラチン質の歯ごたえが有る料理です、タイ バンコックではこの足先の皮部分のみを剥がしサラダにして食べる料理が有りました、あっさりと美味しい料理です。                                                                     いろいろな珍しい料理を紹介致しましたがシンガポールの中国料理は何を食べてもまずいものは有りません、食べ過ぎないようにご注意下さい。                                                                                 通常中国料理は一人一品注文して5,6人で食べるのが適量です、大食漢が注文するとどうしても食べきれない量の料理を注文しがちですが、いつもは小食の私が料理の選択と注文を受け持っていました。

2006年7月25日 (火)

◆蟹と木槌

 題目を見ても何のことか判らないと思います。                                                                                                              ある時マレーシアのK.L.(クアラン ループル)に友人と遊びに行ったとき蟹料理の美味しい店があるとの情報のもと早速蟹を食べに出かけました。                                                                           レストランのテーブルに着くとテーブルの上には小さなまな板と木槌が人数分段取りされています。                                                                                                     本命の蟹を注文して待っていますと、おもむろに運ばれてきた蟹を見ますと、大きな蟹が丸ごと茹でたのが運ばれてきました。                                                                                  周りの客席を見ると皆さんこの蟹を楽しそうに木槌で割りながら食べています。                                                          我々も見よう見まねで木槌を振り上げ楽しく食べましたが、日本の蟹料理屋に行くと何処の店でも食べやすいように包丁の切り目が入れてありますがこれも国民性の違いが良く分かります。                                                                                                                   この蟹は塩茹でされているので何も浸けずにそのまま食べますが日本式の三杯酢が無性に欲しくなります。                                                                                             また、この店で川海老のバーベキューを食べましたが体長30センチ近くも有る川海老でお腹に子供を持っていて大変美味しかったです、この様な大きい川海老は初めての体験でした。

2006年7月24日 (月)

◆茶・珈琲・紅茶

 シンガポールでお茶と言いますと中国茶です。                                                                                            中でもよく飲まれているのが【鉄観音】です、この【鉄観音】は種類、等級がたくさんあり値段もピンからキリまであり、恐らく日本茶の等級と同じく素人には区別が難しいのではないかと思います。                                                                                  これらの中国茶は全て発酵されたお茶の葉を使っており、どちらかと言えば紅茶と同じ製法です。                                                                                            今、日本でブームになっているウーロン茶も同じ発酵茶です。                                                                                            赴任時代シンガポール人と台湾人の友人、私の3人で台湾に遊びに行き台湾人のご自宅へ招待されました。                                                                                                 その時遠来の客をもてなすため友人の父親が正式なお茶の入れ方で歓迎してくれました。                                                                                                                                     お茶の入れ方は日本式とずいぶん違いますので興味深く見ていますと、まず、深さ4センチ、周囲30センチ大の素焼きの陶器の中にお茶葉が入ったきゅうすとぐい飲み程度の大きさの茶碗を人数分並べ、その上から熱湯を注ぎます。                                                                                       お湯はきゅうすからあふれ出るがそれにかまわず注ぎ、そのままの状態で暫くおき、これを茶碗に注ぎます。                                                                                        この茶碗に注がれたお茶は全て先ほどの茶器の中に捨てておもむろにきゅうすの中にお湯を入れあらためて茶碗に入れます。                                                                                                 この入れたお茶を最初に主人が味見して味が悪いと言いあらためて新しいお茶を入れ替え同じ儀式を繰り返し接待してくれました。                                                                                     お茶の入れ方にうるさいのは台湾人も日本人も同じであると感心してみていました。                                                             私もこの茶道具一式をお土産として買い込んできました、日本の茶器と違い値段は庶民的な安い茶器でした。                                                                                          余談になりますがそのあと家庭料理までご馳走になり楽しい一日を過ごすことが出来ました。                                                                                                                        この台湾人のご両親は日本語が上手でほとんど私と日本語で話し、友人同士は福建語で話し、私と友人は英語で話すなど賑やかな食卓となりました。                                                          【紅茶】についてはシンガポールでは日本以上に美味しい【紅茶】が飲めます、何故かと言いますとシンガポールは日本統治時代の昭南島以前は英国が統治しておりその名残で美味しい英国式の【紅茶】が飲めます。                                                                                                  特に有名なのがラッフルズ ホテル、グッドウッドパーク ホテルのハイティーです、シンガポールを訪れた人は是非味わって欲しい【紅茶】です、豪華なリッチ気分になること請負です。                                                                                                        最後に【珈琲】ですがシンガポールの【珈琲】は私が今まで飲んだ【珈琲】の中で一番不味いものだったと思います。(今は外資系の美味しいコーヒーショップが出来ていると思いますが・・・・)                                                                                                 我々がいる頃は【珈琲】が飲みたければホテルのラウンジかホッカーズセンターでしか飲めませんでした、噂によるとこれらの【珈琲】は本物のコーヒー豆ではないとのうわさ話も有ったほどです。                                                                                                                           ホッカーズセンターでこの【珈琲】を注文すると、丁度日本のコップ酒と同じように受け皿に溢れて満杯になった【珈琲】が運ばれてきます、これを一口飲み後は受け皿の【珈琲】をグラスに戻し飲みます、日本のコップ酒と同じ雰囲気です。                                                                          このグラスの中にはコップの3分の1ほどの甘いコンデンスミルクが注がれており辛党の私には飲めた代物では有りません。                                                                           私はシンガポールに住んだお陰で【珈琲】嫌いの人間になってしまいました、今は年間3,4杯の【珈琲】しか飲みません。

2006年7月23日 (日)

◆米・こめ・ライス

 シンガポール在住の日本人は毎日、日本で言うところの【外米】を食べています。                                                            【外米】と言うと皆様は細長い、パサパサの、まずい米と言うイメージをお持ちになっていると思いますが、我々が毎日食べている米は【オーストラリア米】で日本米と同じ種類の【ジャポニカ米】です。                                                                                                食感は日本米と全く変わらず粘りも適度に有り日本人の口に合う非常に美味しい米です。                                                                                                     この我々にとっては大切な【オーストラリア米】がシンガポールのお店から突然消えることが度々有りました。                                                                               その理由は簡単で、計画的な輸入をしてないので在庫が無くなり商品が消えることです、慌てて輸入をしても一ヶ月近くは我慢をするしか仕方が有りません。                                                         その場合、我々は【カリフォルニア米】に切り替え急場をしのいでいました。                                                                この【カリフォルニア米】も【オーストラリア米】に次いで美味しい米です。                                                                          【タイ米】は【インデカ米】で粘りの無い長粒米です。                                                                              この【インデカ米】は炒飯、まぜご飯、カレーライスには最適な米でこの様な料理には非常に美味しく食べられます。                                                                                     【インドネシア米】もこの【インデカ米】です。   当時インドネシアのジョグジャカルタへ遊びに行ったときサリ・パシフィック・ホテル(日本企業の経営ホテルで当社施工)の寿司屋で食べた鮨が【インドネシア米】でした。(当時は米の輸入が禁止されていたと思います)                                  やはり鮨はギンシャリの純日本米で食べたいものです。                                                                          【インデカ米】の炊き方を我が家の阿媽さんに聞いたところ、米を炊く水加減はたっぷりの水を入れて炊き、沸騰したら水を全て捨てあらためて弱火で炊きあげるそうです。                                                                 【インデカ米】も炊き方が良くなければご飯に匂いが付き不味い仕上がりになってしまいます。                                                                                              これを書いているだけでタイ米の炒飯が食べたくなりました。 

2006年7月22日 (土)

◆中国料理のお刺身

 シンガポールも中国正月が近づいてきますとレストランのメニューまで正月料理に変わってきます。                                                                                                           この【中国料理のお刺身】もシンガポールではチャイニーズ ニューイヤーだけ食べられる特別料理です。                                                                                                                  これはお刺身といっても日本で食べられているものとは全く違います。                                                                                        お刺身に使う魚は白身の魚のみで、これを薄切りにし大型の中華皿に盛りつけ、その上にカシューナッツの砕いたもの、アーモンドの薄切りにしたものを振りかけ、レタスの細切りを混ぜ、さらに黒砂糖の蜜をかけ後は得体の知れない中国漢方薬みたいなものを4,5種類を混ぜ合わせたような料理です。                                                                                         この説明だけでは恐らくどの様な料理か理解に苦しむでしょう、これだけは実際に経験しないと判らないと思います。                                                                                         私も初めてこの【中国料理のお刺身】を食べた時、恐る恐る箸を付けましたが食べてみると意外に美味しいことが判り、その後、お正月には必ずこの【中国料理のお刺身】を食べていました。                                                                                                       この料理の食べ方には一応しきたりが有ります。会食者全員がテーブルに着いた後、【中国料理のお刺身】が運ばれてきましたら全員が一斉にこの大皿に箸を入れ、同時に皿の中の料理を箸ではさみ、全員の顔のあたりまで持ち上げる、この時全員で「ハッピー ハッピー」とかけ声をかけてお祝いします、これを2,3度繰り返した後おもむろに【中国料理のお刺身】を食べ始めます。                                                                                          中国人は魚、野菜などの生ものは決して食べないと思っていましたがこのお正月料理だけは別格扱いらしい。                                                                                             なかなか楽しい料理です。

2006年7月21日 (金)

◆トロピカルフルーツ あれこれ

 【ランプータン(Rambutan)】を初めて見た日本人は食べるのに二の足を踏むような形相をしています。                                                                                                             形は海にいる紫ウニの様なトゲが一面に生えております、ただし、トゲの色は赤色で、トゲは柔らかく痛くありません。(初めての人にこの程度の説明で想像つくか心配です)                                                              これを手で二つに割りますと真っ白な玉子大の果肉がツルリと出てきます、味は酸味が全くない甘い果物です、食感としては日本でもよく食べられているライチに似ています。                                                  シンガポールに単身赴任中に街の露天でこの【ランプータン】を買い込み夜中にこれを美味しく食べ皮を部屋にあるゴミ箱に捨てたままにしていました。                                                                               翌朝ゴミ箱の周辺は蟻の大群に囲まれ大騒ぎした記憶があります、それだけ甘い果物です。                                                                                                              【ジャックフルーツ(Juck Fruit)】はシンガポールの郊外を歩いていますと大木に成っているのをよく見かけます。                                                                                                           この【ジャックフルーツ】の成り方は大木の枝も葉も付いていない幹部分から突然成りだし大きさは人間がやっと一抱え出来るような大きな果物です。                                                                       【ジャックフルーツ】を割ると中にはパイナップル色をした果肉がぎっしり詰まっています。                                    一度食べたことが有りますが少々癖のある味で日本人には向かない果物でしょう、現地の人はこれに醤油を浸けて食べると聞きました。                                                                                        【スターフルーツ(Star Fruit)】は輪切りにすると丁度星形になり、ここから命名された果物でしょう。                                                                                                      味は酸味の有る野菜を食べているような食感です、ご婦人には受ける味かも知れません。                                                                                                                あとシンガポールには【パパイヤ(Papaya)】、【マンゴー(Mango)】など豊富な果物が一年中食べられます。                                                                                                     よく冷やした【パパイヤ】にレモンをたっぷり搾って食べると二日酔いもいっぺんに解消します。                                                                                                         ただし、日本人の好きなリンゴだけはオーストラリアからの輸入品の小さな貧弱なリンゴしかなく、日本の大きいリンゴをお土産に持っていくと喜んでくれます。

2006年7月20日 (木)

◆トロピカルフルーツ マンゴスチーン

 【マンゴスチーン(Mangosteen)】は Queen of Fruit と呼ばれドリアンについで美味しい果物です。                                                                                                                これは果物の女王と呼ばれるだけあり女性的な柔らかい味がし、ドリアンを受け付けない方でも美味しく、抵抗無く食べられます。                                                                                       形は柿の小型といった感じで、色は紅黒色をしています、これを手で二つに割ると中身に真っ白いジューシーな果肉が現れます。                                                                                    味は酸味が少なく、癖のない美味しい果肉です。                                                                              マレーシアのジョホールバルーに遊びに行った帰り道の街道沿いでマレー人の子供が日本の吊し柿のように縄にぶら下げてマンゴスチーンを売っている風景によく出くわしました。                                                                                                                               値段はシンガポールの半額近い一個日本円10円で売っていました。                                                                           このマンゴスチーンを割るときに皮に含まれている赤色の液が洋服に飛び散ると洗濯しても落ちませんのでご注意下さい。                                                                                   この美味しいマンゴスチーンは最近日本のスーパーマーケットでも売っていますのでお試し下さい、ただし一個100円以上しますので値段に驚かないよう・・・・・・

2006年7月19日 (水)

◆トロピカルフルーツ ドリアン(2)

 ドリアンを食べるにあたって最高の状態なものは【ドロッピング ドリアン】の右に出るものは無いでしょう。                                                                                           【ドロッピング ドリアン】とは木から自然に熟れて落下してくるドリアンで、正に完熟ドリアンです。                                                                                                           この【ドロッピング ドリアン】を私とシンガポール人の悪友2名でマレーシアへ食べに行く計画を立て昼過ぎにシンガポールを車で出発しました。                                                                                夕刻には現地に到着しドリアンの木の近くでビールなどを飲みながら徹夜覚悟の上ドリアンが落下してくるのを待ちました。                                                                                         ドリアンの木は高さ30メートル以上もある大木で5キロ近い固いトゲ付きの実が落ちてくるので木の真下での待機は非常に危険である、木から離れたところでもドスンと音がするのですぐ判ります。                                                                                    味は言うまでもなく最高に美味しいドリアンでした。                                                                             勿論このドリアンを拾うためには権利金が必要です。                                                                          当地で食べられるドリアンにもシンガポール産、マレーシア産、タイ産と種類がたくさんありますがそれぞれ微妙に味が違います。                                                                        シンガポール産は収穫量も少なくマレーシア産とほとんど区別が付きません。                                                                      マレーシア産の特徴は匂いが強く果肉の種が大きい(種が大きいということは果肉が少ないことになります)  それに比べタイ産のモントンという名前のドリアンは種が小さく果肉もたっぷりあり匂いもマレーシア産より柔らかい匂いがします。                                                                        私はこのタイ産のモントンが大好きですが値段も高いです。                                                                     シンガポールではモントンが買える店は少なくゲイラン ロードに有る Heng Yak という店で買うことが出来ます。                                                                               話が横道にそれますが我が社東京本社のS専務はドリアンシーズンになると用事もないのに?シンガポールへの出張が頻繁になる、営業所のスタッフはS専務が来星されると車を飛ばしタイ産のモントンを買うために走り回る羽目になります。                                                                             私が外出から帰ると営業所のあるDBSビルのエントランスホールからドリアンの匂いがしている、エレベーターの中もドリアンの匂い、営業所が入居している27階に到着してもエレベーターホールはドリアンの匂いで溢れている、この時点でS専務が来星されていることが判ります、事務所に入るとS専務は台所で楽しそうにドリアンを召し上がっていました。                                      ドリアンを食べる上で注意しておきたいことが有ります、中国人は食べ物に「温」と「冷」が有ると信じています、この「温」と「冷」は日本人が考える冷たいもの、温かいものではなく、良く理解できませんが食べ合わせに良くない理論から来ているようです。                                                           シンガポール人はブランデーを飲んでドリアンを食べると死にいたると信じています、何故かとシンガポール人に聞いたところブランデーもドリアンもホット(温)であるから強すぎるとの説明でした。                                                                                                          この言い伝えを試すべく酒好きの私がシンガポール人の目の前でブランデーを飲みドリアンを食べてみました、その時くだんの友人は                                                                                          「Mr. Miyamoto 死んでも私の責任では無いよ」 と真面目な顔をして見ていました。                                                                    ここで私も少し酔っぱらっていましたので腹痛のまねをして友人を慌てさせましたが、結果的には私の体には何の変化も起こりませんでした。                                                                             中国四千年の歴史上語り継がれていることですから何らかの悪い点があるものと思います。                                                                                                         決してまねをしないようお願いいたします。                                                                                     次の注意事項ですがこのドリアンは植物検疫をすれば日本に持ち込めますが(通常果物類は持ち込み禁止です)飛行機の中へは匂いがきついため持ち込み禁止です。                                                               私はドリアンの果肉だけを取りだし密閉出来るタッパーウエアーに入れ冷凍して持ち込んでいました。                                                                                                               シンガポールのホテルもドリアンの持ち込み禁止です、どうしても食べたい方は外の芝生の上で迷惑にならないよう食べてください。

2006年7月18日 (火)

◆トロピカルフルーツ ドリアン(1)

 トロピカルフルーツの話の初めは何と言っても King of Fruit といわれている【ドリアン(Durian)】から始めないとならないでしょう。                                                                                      皆様はこの【ドリアン】という果物をトイレの匂いがする悪臭のある果物という先入観をお持ちですが、実物の【ドリアン】を知らない方に説明しますと、大きさは丁度子供の頭ほどあり表面は犀のの角状の固いトゲで覆われています、また、色は黄緑色で重さは2キロから5キロの重さがあります。                                                                                        さて、問題の味と匂いですがまず匂いは果物臭の強い匂いで日本に伝わっているような悪臭では決してありません。                                                                                    この【ドリアン】を包丁で切れ目を入れ割ると(割るときは軍手をはめて割らないとトゲで怪我をします)中の房に黄色い色をした玉子大の果肉が詰まっています。                                                                この果肉を手で掴みだして食べるのですが、味は生クリーム、チーズ、よく熟れたアボガドを混ぜて甘くしたようなこってりした果物です。                                                                                      この果肉の中に大きな種が出てきますがこれは食べられません、また、二つに割った房以外にもたくさん実の詰まっている房が有りますので、決して一房食べただけで捨てないで下さい。                                                                                                                 10月の【ドリアン】シーズンになるとトラックに満載されて【ドリアン】がマレーシアから行列して運び込まれてシンガポールの街中が【ドリアン】の匂いで溢れかえります。                                                             シンガポール人はシーズンになると待ちかまえていた様に【ドリアン】の買い出しに市場に集まります。                                                                                                  【ドリアン】の美味しい見分け方は日本の西瓜と同じように匂いを嗅いで、たたいてみて熟れ具合を見ています。                                                                                                   我々日本人はこの様な見分け方は不慣れなためできません、しからばどうするかと言いますとギャランティードリアンを買うのです。                                                                                           ギャランティードリアンとは店で【ドリアン】を割って貰い中身の熟れ具合を見て買うのです、これは買い手が納得するまで何個でも割ってくれます。                                                                     このため確実に最高の食べ頃の【ドリアン】を選べる変わりに値段は通常の倍の値段がします。                                                                                                                       割って買い手の付かない【ドリアン】は恐らく加工製品用になるのでしょう。(シンガポールのお土産にドリアン飴があります)                                                                                         【ドリアン】の値段は日本円でキロ当たり700から800円するので(ギャランティードリアンの値段で)1個買っても3,000円近くする高級果物です。                                                                                                 ちなみに、帰国したとき銀座の千疋屋で売っていました【ドリアン】が1個1万円の値段が付いていました、しかもギャランティー無しです、割ってみて外れたら1万円の損害です。                                         シンガポール人のドリアン好きは江戸っ子の初鰹を食べる雰囲気と同じかも知れません、年1回のドリアンシーズンを楽しんでいます。                                                                                   私も家内もこの【ドリアン】が大好物でドリアンシーズンになるとシンガポール人に交ざって市場に買い出しに行っていました。

2006年7月17日 (月)

◆月餅

 前回のゲテモノ料理の口直しにスイートの話をします。                                                                   シンガポールではチャイニーズニューイヤーから数えて八ヶ月目にエイトマンスというお祭りがあります。                                                                                              これは日本でいう中秋祭です、この月になりますとシンガポールの商店、デパートで【月餅】が売られます。                                                                                                         この【月餅】シーズンになると我が社のローカルスタッフの女性達は何処の店の【月餅】が美味しいとか、情報交換でワイワイと賑やかになります。                                                                                    美味しいと評判のお店は毎日行列ができ午前中で売り切れる店もあります。                                                       シンガポールの【月餅】は日本のものといささか異なり直径が15センチ近くもあり一人では食べきれない大きさで、重量もずっしりとしています。                                                                   この【月餅】にも沢山の種類があり、                                                                                                                          【豆沙蛋黄】は小豆餡で中に卵の黄身が入っていて、卵が薄い塩味がついていて美味しいです。                                                                                                                  【双黄蓮蓉】は小豆餡の中に蓮の実と卵の黄身が二個入っています。                                                             【豆沙】は小豆餡だけのもので日本で売っている【月餅】に近いものです。                                                                                         【蓮蓉】も日本の月餅と同じ味がする蓮の実入りです。                                                                              値段は一個日本円で4,500円もする高価なスイートです。                                                                何処の国の女性も甘いものが大好きで、自慢する【月餅】を交換しあっている風景を見ることが出来ます。

2006年7月16日 (日)

◆げてもの料理

 ある時シンガポール人の悪友からマレーシアへ【げてもの料理】を食べに行かないかと誘われ二つ返事で了承しマレーシアへ出かけることになり、私を含めて4人の仲間が友人の運転するベンツに乗り一路ジョホールバルーへ向けてシンガポールを出発しました。                        当日の私の目的は日本に帰ってからは絶対に食べることが出来ない【猿】と【蝙蝠(コウモリ)】に挑戦する事でした。                                                                                         マレーシアへの入国審査も無事終わりジョホールバルー州を北に向かい約1時間ばかり走った頃やっと目的地であるマレーカンポンの中にあるコーヒーハウスに到着、このコーヒーハウスはシンガポールのコーヒーハウスに劣らず汚い店でした。                                                                何はともあれ、早速料理を注文したところ、【猿】は本日捕獲出来なっかたので品切れとのこと残念でした。(正直なところ内心ホッとしましたが・・・・)                                                                                             余談ですが、この店の【猿料理】は骨付きをぶつ切りにしオイスターソースで炒めたもので、日本の雑誌などで紹介されている活きた猿の脳味噌を食べるゲテモノ料理とは違います、本当に猿の脳味噌を食べる料理が有るのでしょうか?どうも眉唾物ではないかと思いますが・・・・。                                                                                                   早速、当日我々の胃袋におさまった料理を説明しますと最初に食べたのが【蝙蝠(コウモリ)】、このマレーシアの【蝙蝠】はフルーツ イーター バットと言い果物しか食べない大コウモリで、羽を広げた大きさは1メートル以上も有ります。                                                                  中華料理の高級素材になっています。                                                                                       味はあっさりとした肉でこれも炒め物にして食べました。                                                                        【四脚龍】はイグワナ(大トカゲ)のことで体長は1メートル近くあります、料理はスープ仕立てで出てきました、鶏肉に似た味です。                                                                              【四脚龍】はシンガポールのチャイナタウンで試食済みでした。                                                                          【菓子狸】はハクビシンのことで、料理はオイスターソース炒めで出てきました。                                                                   味は軟らかい肉でこれと言って特徴のない味です、強いて言えば骨が細く蛙の肉に似ています。                                                                                                  【狸】は呼んで字のごとく野生の狸でマレー語でムーサンと言います。                                                               料理、味も【菓子狸】と全く区別が付きませんでした。                                                                                      【蛇】は日本でおなじみのマムシではなく種類は判りませんが単なる蛇です。(正直なところゲテモノ料理好きな私でも蛇は苦手です)                                                                                     【亀】はスッポンではなく本当の淡水亀です、スッポン、海亀はよく食べたことが有りますが淡水亀は初めての経験でした。                                                                                    味は身が締まっていて美味しかったです。                                                                                    海亀のスープはフランス料理では高級食材であり、バリ島では海亀の焼き鳥風を食べたことが有りました。                                                                                                     【野豚】イノシシのことで、中国人は豚のことを猪と呼びイノシシは【野豚】と言います。                                                             味についてはあらためて説明の必要はないと思います。                                                                       会食後の感想ですが、このコーヒーハウスの味付けが全てオイスターソース炒めかスープしかないので残念ながら全て同じ味に感じてしまいます。                                                                                         空を飛ぶものは飛行機以外、四つ足のものは机、椅子以外何でも食べると言う中国系シンガポール人の友人の一人が                                                                                            「Mr. Miyamoto 私は仏教徒である、宗教上の理由で四つ足の動物は食べることが出来ない」とのたまう。                                                                                         シンガポールでは毎日四つ足の猪肉を食べているくせに。                                                                 雑食人種である日本人の私はただ一言  ”美味しかった”

2006年7月15日 (土)

◆中国宮廷宴

 中国宮廷料理専門のコックがシンガポールに来て2日間限定で中国宮廷料理を食べさせてくれると言う情報を我が社の食い道楽であるN事務所長代理が聞いてきて、早速1テーブル10人分のの予約を入れその日を楽しみにしていました。                                                                   中国宮廷料理と言いますと、中国最後の皇帝 愛新覚羅博儀 が紫禁城の大和殿で食べていた豪華な料理です。                                                                                                     歴史的には乾隆皇帝、慈橲皇太后の時代に出来た料理と言われています。                                                               この様な豪華料理は食べる機会はほとんど無く、値段をいとわず予約を入れた次第です。                                                                                                              この豪華な【中国宮廷宴】の会場を提供したのがシンガポールで魚翅料理で有名な【同楽魚翅酒家(Tung Lok Shark's Fin Restaurant)】で挙行されました。                                                                          出席者は当社の幹部職員であるN営業所所長、M工事事務所所長、N事務所長代理、その他ローカル幹部スタッフの陳建律(K.H.Tang)他と私を含め8名の出席者となりました。                        料理人は李世志、催家松、雷弟、王立志、催宝左の5名が担当し会食の前と後には全員の料理人がテーブルを回り料理の説明と挨拶が有りました。                                                                  全て北京語(マンダリン)での説明のため同席の陳建律から英語に通訳して貰い理解できた次第です。                                                                                                料理の食譜(Menu)を述べますと
                                                                               鳳尾翅酒(Shark's Fin with Pigeon Eggs)                                                                       扠燕脯(Stewed Bird's Nest)                                                                                痲醤鮑魚(Abalone in Seasaine Paste)                                                                           干連福海参(Steamed Sea Cucumber with Pork)                                                                        羅漢大蝦(Arhat's Prawns)                                                                          荷葉渓(Chicken in Lotus Leaves)                                                                                鍋焼鴨子(Fride Duck with Spice)                                                                                    氷糖蓮子(Lotus Seeds in Syrop)                                                                             雲豆巻(Beans Rolls)
                                                                                                中国語の料理名だけでは装飾が過剰でどの様な料理か判らないと思いますので参考に英文名称を付けました。                                                                                                          この豪華料理を食べた感想を述べますと、中国宮廷料理は綺麗に、豪華に飾り付けされていて味は二の次と思えました。                                                                                       とにもかくにもこの様な会食はおいそれと無いのでそれなりの経験が出来て良かったと思います。                                                                                             ちなみに、値段は1テーブル日本円で10万円だったと思います、シンガポールでは非常に高価な料理です。                                                                                                     最後に、この【中国宮廷宴】会食の記念として料理人全員と、我々のテーブルで会食した人全員のサインを貰い記念品としています。

2006年7月14日 (金)

◆サテー(Satay)

 マレーシアの名物料理に【サテー】があります。                                                                         この【サテー】の屋台が10軒ほどかたまって商売しているのが、シンガポールのシンボルでもあるマーライオンが居る公園のエリザベスウオークにあるホッカーズセンターです、このホッカーズセンターの名前も【サテークラブ】と呼ばれています。                                                           この場所は目の前が海岸で、反対側は緑の芝で覆われたホッケークラブになっています。                                                                                                                        【サテー】とはマレーシア風の焼き鳥で羊、牛、鶏を竹串に刺して焼いたものです。(マレーシア料理のため豚肉は使われていません)                                                                                  焼き方も日本の焼鳥屋と同じく屋台のおやじさんが景気良く団扇でパタパタ扇ぎながら焼いています。                                                                                                   シンガポールの夜風に吹かれながら食べる【サテー】もなかなかいける味です。                                                   サテークラブでテーブルに座ってビールを飲んで待っていると大皿に盛られた【サテー】が運ばれてきます、これを唐辛子、胡桃、砂糖などを混ぜたタレに浸けて食べるのですが日本式の焼き鳥になじんだ舌には甘すぎるタレです、食べていて塩焼きの【サテー】が無性に食べたくなります。                                                                                                       この【サテー】の付け合わせは乱切りにしたキュウリとご飯を練り固め2センチ角に切ったものを食べ終わった【サテー】の串に刺し先ほどのタレを浸けて食べます。                                                             シンガポールに赴任してまもなくの頃、家内と、娘を連れてこのサテークラブに行き、【サテー】を3人前注文して待っていると、どの様に考えても3人では食べきれないほどの【サテー】が運ばれてきました。                                                                                       私のへたくそな英語が通じなかったと思いサテー屋のおやじを呼び文句を言うと                                                      「マスター心配しなくて良いよ、マスターが食べたサテーだけのお金を貰うから」とのたまう。                                                                                                                                    食べ終わった後お皿を見ると半分以上の【サテー】が残っている、全額を請求したらサテー屋のおやじさんと喧嘩するつもりで勘定を頼むとおやじさんの言うとおり食べたサテー分しか請求されていない、余った【サテー】はどうなるのでしょう、気にかかることです。                                                    デザートにはあっさりした椰子の実(ココナッツ)ジュースが美味しいです、このココナッツを頼んだ時はジュースを飲むだけでなく中の壁面に付いている白い果肉を食べてください、この部分が一番栄養が有りこの果肉を絞ってココナッツミルク、椰子油が作られています。                                                                                                   シンガポール動物園にいるオランウータンもジュースは捨ててこの果肉部分のみを器用にたべています。                                                                                      人間も、動物も一番美味しいところはよく知っています。

2006年7月13日 (木)

◆飲茶(ティサム)

 シンガポールの有名レストランは昼時になるとこの【飲茶】を食べる人で満員になります。                                                                                                                    私達はこの【飲茶】を食べにシンガポール営業所が入居しているセントンウェイの DBSビル ポディアム5階にあるメイフラワーによく行っていました。                                                                                               最近、日本の中華レストランも【飲茶】を提供していますが値段の高いのに驚いています。                               シンガポールの【飲茶】レストランはほとんどの単価がS$1~S$2止まりで安心して腹一杯食べることが出来ます。                                                                                     【飲茶】レストランに入ると美人のチャイナドレスを着たシャオチェ(小娘 ウエイトレス)が小皿とか蒸籠に入れた点心を手押し車に満載して売りに来ます、その点心の中から自分の気に入ったものを注文して食べます。                                                                                注文したらテーブルに置いてあるカードにシャオチェがチェックしていくので正に明朗会計です。                                                                                                          マイタン(売単 請求書)はこのカード記入の個数で精算されます。                                                                        点心にはどの様なものが有るかと言いますと、まず、日本人が選ぶのが【餃子】です、この餃子は日本と違って全て蒸し餃子です、中身は海老、蟹、猪肉、フカヒレといろいろな種類が有ります。                                                                                           次に【焼売】は日本で食べられているのとほとんど同じですがこれも中身にいろいろな種類があります。                                                                                         【肉饅頭】は中にローストポークが入っており全体に甘すぎる味付けになっています。                                                 後は【焼鴨】、【ピーマンの挽肉詰】、【蟹足フライ】などたくさんありますがどれを食べても美味しい点心です。                                                                                                      私が好んで注文していましたのが名前は知りませんが【肉入りおこわの蓮の葉包み】です、この名前のわからない点心を注文するときには英語、中国語のチャンポンで「ロータス リーブ パオ(包む) プリーズ」と言えばすかさずくだんの点心を持ってきてくれます。                                    後はこれも名前があやふやですが「ホワイト キャロット ケーキ」で注文すると【大根餅】(大根を摺り下ろしたものに挽肉を加え焼いた点心)が運ばれてきます、これも癖のない美味しい点心です。                                                                                           【チキン レッグ】は私の好物料理の一つで、鶏のもも肉の料理ではなく鶏の爪が付いた足の煮込み料理です、早く言えば豚足料理と同じです、味はゼラチン質の固まりのようなものでコリッとして美味しいです、一種のゲテモノ料理でしょうか?                                                                                                        デザートは【龍眼豆腐(ロンガン タアーフー】が良いでしょう、これは皆さん日本でよくご存じの【杏仁豆腐】と同じものです。                                                                             最後にテーブルの上にきゅうすが置いてありますが、これにお湯のつぎ足しを頼むときにはきゅうすの蓋を取りきゅうすの横に立てかけておきますと黙っていましてもお茶くみ専用のシャオチェがお湯を注ぎに来てくれます、お湯を注いでいるときに右手の人差し指と中指でテーブルをトントンと数回たたくと「もう結構です有り難う」のサインになります。                                                                      皆様も試されてみては如何ですか?  この動作で一流のシンガポール人にみられること間違いなしです。

2006年7月12日 (水)

◆東坡肉(トンボーロー)

 【東坡肉】はシンガポールではよく食べられる料理です。                                                                   前にも述べましたが、シンガポール人はこの【東坡肉】を蒸しパンを薄くしたようなものに挟んで食べています。                                                                                                  味は皆さんもご存じだと思いますが沖縄名物のラフテーと同じですので日本人にも抵抗感なく食べられる料理でしょう。                                                                                      【東坡肉】は中国、宋の詩人蘇東坡(ソトウバ)が名付けた料理です。                                                     同じように名付け親の名前が料理名になっているものがたくさんあります。                                                                   有名な西洋料理であるシャリアピンステーキはシャリアピンが名付けた有名な料理です、また、サンドイッチもサンドイッチ侯爵が名付け親です。                                                         私も永久に残る料理名を付けてみたいものです。

2006年7月11日 (火)

◆肉骨茶(パクテー)

 シンガポールの街を歩いていると【肉骨茶】と看板を掲げたコーヒーハウスをよく見かけます。                                                                                                   これは茶と書かれていますがお茶ではなく料理の名前の一つです。                                                          【肉骨茶】は骨付きの豚バラ肉を煮込んだ料理で、味付けは砂糖黍で甘みをだしその他多種多様なスパイスが入った一種の薬膳料理のようなものです。                                                                 色は濃い醤油色をしていますが味は極めてあっさりしたスープに仕上がっています。                                                          【肉骨茶】を注文すると土鍋に盛られたものが運ばれてきます、これを卓上コンロにかけ日本式の鍋料理のように食べます。                                                                                                 野菜はパクチー(香菜、コリアンダー)をふんだんに入れパクチーが煮上がった頃レンゲですくいタイ米で炊いたご飯の上にかけ骨付きバラ肉と一所に食べます。                                                                   香りのきついパクチーもこの様な煮込み料理で食べると抵抗なく美味しく食べられます。                                  シンガポール人はこの料理を【パクテー】と呼んでいますが恐らく【ポーク ティー】が訛ったものではないかと思います。                                                                                      典型的な B 級グルメで庶民の料理である【肉骨茶】は大きな中華レストランでは食べることが出来ず、ほとんど小さなコーヒーハウスでしか提供していません。                                                             この料理も一度食べるとやみつきになる料理です。

2006年7月10日 (月)

◆魚頭加里(Fish Head Curry)

 【魚頭加里】は呼んで字のごとく魚の頭のカレー煮込み料理です。                                                        この【魚頭加里】の美味しいコーヒーハウスがセラグーン ロード近くににあります。                                            シンガポールのセラグーン ロードはインド人街でこの町を歩きますとインドを旅行している気分に浸れる街です。                                                                                             このインド人街から生まれたのが【魚頭加里】です。                                                                                  このカレーの生い立ちは、ある貧乏なインド人が市場で中国人の捨てた魚の頭を拾っていき、家に持ち帰りインド独特のカレー料理にして食べたところ大変美味しかったのでその後魚の頭のカレー料理店を開き財産を成したと言われています。                                                           また、この【魚頭加里】を中国料理風にアレンジしたのが中国系シンガポール人でした。                                                  このためシンガポールには二種類の【魚頭加里】が有り、この有名なコーヒーハウスもセラグーン ロード近くで商売を競っていますので、お客は自分の好みに合った方の店に行けば美味しい【魚頭加里】が食べられます。                                                                                私も両方食べ比べましたがどちらかといえばチャイニーズスタイルの方が口に合います。                               インディアンスタイルもバナナの皮の上にライスを盛り【魚頭加里】をかけ手で食べるので旅行客も一度試してみては如何でしょうか?  異国情緒たっぷりでインド人の気分に浸れます。                                                             この美味しい【魚頭加里】はシンガポール独特の料理の一つで恐らく他の国では食べることが出来ないでしょう。                                                                                                     我々日本人スタッフもこれが食べたくなるとイカン・カパラ・カリーを食べに行こうと皆を誘ってよく食べに行きました。(マレー語でイカンは魚、カパラは頭の事を言います)                                                 チャイニーズスタイルの【魚頭加里】の作り方を簡単に説明しますと、カレースープは最近日本でも流行っているスープカレーでこの中に頭の大きさ約30センチほどの鯛、ハタ系統の白身の魚頭が入っておりその他丸のままの青唐辛子、オクラ、トマトなどが一所に煮込んであります。                                                                                      これらの材料をつぎ足し、つぎ足しで煮込んでいますのでカレーの味も最高にマイルドになり美味しく仕上がっています。                                                                                              これを白いご飯の上にかけて食べるのですが、何と行っても魚頭についている目玉がコラーゲンたっぷりでご婦人に喜ばれ美味しいです。                                                                      シンガポール人はこの【魚頭加里】の付け合わせとしてキャベツのココナッツミルク煮とか、石蟹の蒸したのを取って食べています。                                                                           次にインディアンスタイルですが魚頭の大きさなどはほとんど同じですが香辛料がインド人好みで強くなっていることとご飯がサフランライス(サフランは高価なので恐らくターメリックを使っていると思います)になっていることです。                                                                                    私がこの【魚頭加里】をシンガポール人の友人と初めて食べに行ったとき、からかわれて                                              「Mr. Miyamoto この中に入っている魚は頭だけを食べる魚で頭はこの様に大きいけれど胴体は短く身もほとんど付いてなくすぐ尻尾になっているんだよ」との説明、                                                                  私は日本のマンボウの様な魚かと想像し、暫くこの話を信じていました。                                                                                   この【魚頭加里】は私の好物料理の一つでシンガポールへ行くたびに必ず食べる料理になりました。

2006年7月 9日 (日)

◆スチームボード

 常夏のシンガポールにも鍋料理である【スチームボード】と言う名物料理が有ります。                                                           この【スチームボード】は一見日本のシャブシャブ風ですが内容は全く違います。                                                      お店で【スチームボード】を注文しますと小型プロパンボンベとコンロをテーブルにセットしてくれます、鍋は真ん中に通気用の筒がある火鍋です。                                                                            料理の仕方は日本と同じく何処の国でも鍋奉行がいて率先して段取りをしてくれます。                                                  まず、鍋のお湯が沸騰しましたら湯飲み茶碗半分くらいのサラダ油を鍋の中に入れかき混ぜて準備完了です。                                                                                                    中に入れる具は種類がたくさんあります、イカの切り身、猪肉、牛肉、豚レバー、白身の魚、活きた海老、ソトンボール(イカ団子)、豆腐、チンゲンサイなど雑多な食材を一度に鍋に入れ煮えたところからタレに浸けて食べます。                                                                                 活きた海老は日本にある竹製の魚籠に入れて運ばれてきます、私はもっぱらこの活き海老を踊り食いで食べていましたが残念なことにシンガポールにはワサビが有りません、そのうちワサビ抜きでは飽きてくるので【スチームボード】の中に入れて食べていました。                                                    私の食べ方を良く知っているシンガポールの友人は私と【スチームボード】を食べに行くときには必ずこの活き海老を注文してくれていました、彼らは決して生ものは食べませんので私の専属料理になっていました。                                                                                         また、食べ終わった後は日本と同じく雑炊等にして楽しみますが、日本と違うのはうどんの変わりにラーメンを入れることです。                                                                        これらの【スチームボード】はタレの味を変えれば今、タイでブームになっている【タイスキ】と全く同じです。                                                                                                  また、シンガポールのレストランではウイスキー、ブランデーの持ち込みは自由です、ご丁寧に氷までサービスしてくれますので大いに飲んで楽しみましょう!!。                                                                            暑い国での鍋料理は汗をたっぷりかきますが美味しい料理です。                                                        やはり日本人は鍋料理が一番です。

2006年7月 8日 (土)

◆紙咆鶏(Paper Chicken)

 豪華な食事の話が続きましたので再び口直しのために私の好きな B 級グルメに戻ります。                                                                                                           シンガポールのホーランド通りから日本人学校のあるクレメンティー通りにぶつかるところに Union Farm Eating House (ユニオン ファーム イーティング ハウス)と言う名前の【紙咆鶏】の美味しい店があります。                                                                                            前回述べましたヒルマンレストランも【紙咆鶏】で有名ですが私はこちらの方が大きさ、味付けで優れていると思います。                                                                                             お店はマレーカンポン(マレーの村)に有るような高床式で壁も窓もないような素朴なレストランです。                                                                                           【紙咆鶏】を食べたことのない人にどの様な料理であるか簡単に説明しますと、地鶏のぶつ切りを甘辛い店独特のタレにつけ込んでこれを硫酸紙(クッキングペーパー)に包み込み油で揚げたものです。                                                                                           硫酸紙に包むことによって地鶏に染みこんだ美味しいタレも逃げず、また、硫酸紙に包むことにより油濃くなくあっさりといくらでも食べられる料理です。                                                                      最初に家族でこのお店に行き【紙咆鶏】とビールを注文して美味しく食べていますと、周りの全てのテーブルでは【紙咆鶏】と中に具の入っていない焼きそばを注文して美味しそうに食べている。                                                                                                次回行った時にシンガポール人と同じように注文して食べてみると全く取り合わせのよい食べ物であることがわかりました。                                                                                 やはり常連の人はどの様な食べ方が一番会うか良く知っています、それからは周りの人に遠慮せず聞くことにしました。                                                                                     オーダーの仕方は一人当り5,6個は食べられますので人数にあった個数で注文すると良いでしょう。                                                                                        値段は1個 S$1 程度の庶民的な安い値段です。                                                                  不思議なことにこの【紙咆鶏】の美味しい店には場所が目立たないところに有るせいか日本人はほとんど見かけませんでした。                                                                             私も我が社のローカルスタッフの Miss Kalen Tang に聞いて常連になった次第です。                                                      この【紙咆鶏】は私の家族全員の好物料理でシンガポールに行くたびにお土産として買って帰ります、ただし、飛行機の中では匂いがするので搭乗するとすぐトランクルームの奥に置いておく方が良いでしょう。

前回に【シンガポールで一番美味しい焼飯屋】で紹介しました【福記】は現在でも【陳福記炒飯】の名前で場所も Ersking Rd に変わり営業していることがわかりました、お店もきれいになっているそうです。

2006年7月 7日 (金)

◆乞食鶏(Beggar Chicken)

 【乞食鶏】とは変わった名前の料理ですが大変美味しい料理です。                                                              これは鶏の腹の中に野菜、薬草などいろいろなものを詰め、これを蓮の葉で包み周りを練り上げた小麦粉で固めオーブンでじっくりと焼き上げた料理です。                                                                                 食べるときは大皿に乗っけて運ばれてきた【乞食鶏】を主賓が木槌で割り、全員拍手の上食べ始めます。                                                                                           味は鶏が芯まで焼けており、腹の中に詰めた薬草とマッチして非常に美味しい料理です。                                                                    この【乞食鶏】の名前の由来は、ある時一人の乞食が農家から一羽の鶏を泥棒してきて土の中に埋めて隠していた、それを知らず仲間の乞食がその上でたき火をし、最初に鶏を隠した乞食が慌てて掘り出してみるととっても良い匂いがしている、これを恐る恐る食べてみると大変美味しかった、それ以来鶏の蒸し焼きを【乞食鶏】と呼びレストランの名物料理になりました。                                                                                      私はこの【乞食鶏】をマレー鉄道シンガポール駅近くにある製粉工場の中にある40メートル近いサイロのてっぺんに作られた回転レストランに食べに行っていました。(店の名前は忘れました)                                                                                                           このレストランは製粉工場の中に有るため守衛さんのいる工場の正面入り口からレストランに行くとになります、工場に入る時には守衛さんにことわってから中に入るようになっています。                                                                           正面入り口を入るとすぐ小麦貯蔵用のサイロが見えるのでこの中に有るエレベーターに乗って最上階に行くと立派なレストランのエントランスホールにたどり着きます。                                                                      このレストランは味の良いことで好評で隠れた常連客がたくさんいる店ですが、初めて行く方は入り口がわからず戸惑われる事でしょう。                                                                            また、工場入り口、サイロにはレストランの名前は全く表示されていません。                                                          この様なお店は日本で発行されている観光案内書籍にも載っていない名店で、出来れば内緒にしておきたいお店です。                                                                                                            シンガポールへ行かれる方で探求心旺盛な方はマレー鉄道シンガポール駅近辺を探してみてください。

2006年7月 6日 (木)

◆時魚(Season Fish)

 【時魚】は中国本土の揚子江でしか獲れない非常に珍しい淡水魚です。                                                               この【時魚】を食べさせてくれるのがシンガポールでもシュプリム ハウスにある中国料理レストランだけです。                                                                  料理は甘辛く煮付けた単純なものですが、この魚の特徴は大きな鱗(ウロコ)も食べられることです。                                                                                                       また、この魚の骨は先端が二股に分かれている珍しい魚です。                                                            味は白身のあっさりした魚で、鱗の裏についている脂肪分が美味しい魚です。                                                               私もこの【時魚】だけはシンガポール以外では食べたことがございません、恐らく中国本土の揚子江近くでないと食べることが出来ないのでしょう。

2006年7月 5日 (水)

◆燕寓料理

 【燕寓料理(燕の巣)】は楊貴妃が美容のために好んで食べた高級食材です、日本人にはあまりお目にかからない高級料理と思います。                                                                                 この燕は皆様よくご存じと思いますが海燕の巣で親鳥が採ってきた小魚、海草をかみ砕き燕の唾液で練り固められた巣を人間様が採ってきたものです。                                                                          これらの燕の巣は洞窟の絶壁に作られているため命がけで採るため貴重な食材になるのでしょう。                                                                                                                  中華食材店で見ましたが、鶏卵を半分に割ったような形状の燕寓が1個数万円の値段表示がしてあり一見高価そうなガラス瓶の中に陳列してありました。                                                                                               この料理はメインディッシュではなくスープにするのが一般的です、この食材も味も匂いもないのでスープの味付けが決め手となります。                                                                                       ある時この燕寓を下ごしらえするところを見ましたが、燕の巣をぬるま湯で戻し、その中に混ざっているゴミ、燕の産毛等を丁寧にピンセットで取り去っていました、大変に手間のかかる料理です。                                                                      また、スープの他に燕寓のデザートをよく見かけます。                                                                         私の食べたデザートは薄甘みの蜜の中に西瓜の刻んだものと燕寓が入ったもので、あっさりとした美味しいデザートでした。                                                                                                      味の表現としては細いところてんを食べているような感じでした、美容のためには良いかも知れませんが、私にとってはこれだけの値段を出すのでしたらもったいないと言う感じです。                                                                                                                   この燕寓を思い切り食べたい方はタイ チェンマイに行きますと形は不揃いですけれど規格外の燕寓を安く売っています、また多くのコーヒーハウスで安く【燕寓料理】を堪能することが出来ます。                                                                                      お肌に自信のなくなった奥様方はチェンマイまで美容旅行に行かれましたら如何ですか、楊貴妃のような美人になれるかも?

2006年7月 4日 (火)

◆魚翅料理(Shark's Fin)

 表題通り今回は超 A 級料理を紹介いたします。                                                                    【魚翅料理】は全ての日本人がこれを見てホーと感嘆のため息をつきます。                                                       我々はこの【魚翅料理】をシンガポールでも名店に属する同楽魚翅酒家(Tung Lok Shark's Fin Restaurant)によく食べに行きました、この店の【魚翅料理】は豪勢で大ぶりの魚翅を姿煮にしたもの、蟹黄魚翅(蟹の卵入り魚翅スープ)、名前は忘れましたがえらい手間のかかった料理でモヤシ(タオゲ)の中の空洞に魚翅を一本、一本ずつ差込それを炒めた料理など美味しい料理を出してくれます。                                                                                                魚翅の素材そのものは味も、匂いもなくただ食感が良いだけで、いかにだし汁、スープを高級素材で取るかで【魚翅料理】の味の決め手になると思います。                                                                   シンガポールでの【魚翅料理】の食べ方は、姿煮は素材そのままの形を楽しみながら食べますので日本と同じですが、蟹黄魚翅や魚翅スープ類は付け合わせに出てくる味の付いていない茹でモヤシ(タオゲ)をスープの上に乗っけて食べるのが普通です、また現地の人はこの上に黒酢をかけて食べています、シンガポールのレストランは何処でもテーブルの上に黒酢は常備されています。                                                                                  この食べ方が懐かしく、美味しいので日本に帰国した時同じような方法で食べようと思いウエイトレスに黒酢を注文しましたがほとんどの店では在庫なしと言うことで断られてしまいました。                                                                                                                今は健康食ブームで黒酢は何処のスーパーマーケットで売っていますので試してみては如何ですか?                                                                                                       最後にこの高級素材である魚翅のほとんどは日本の気仙沼で水揚げ、加工され、香港に輸出されたものがシンガポールに入っています、値段が高くなるわけです。

2006年7月 3日 (月)

◆子豚の丸焼き

 【子豚の丸焼き】は物価の安いシンガポールでは高級料理の部類に入ります。                                                            これは生後70日ぐらいの子豚を丸焼きにしたもので食べ方は前回述べた北京ダッグと同様で、こんがり焼けた子豚の皮を餅皮にのせ、ネギ、甘い中国味噌とくるんで食べる料理です。                                                                                                       この【子豚の丸焼き】は一見豪華に見えるので日本からの賓客が来星された時によく注文していた料理です、ただし、この料理も手間がかかるので2日前頃までに予約を入れておく必要が有ります。                                                                                                    この【子豚の丸焼き】はどの様な形でテーブルに運ばれてくるかと言いますと、直径60センチ近くもある大皿にこんがり焼けた子豚が両手、両足を広げてうつ伏せになった状態で盛りつけられています、子豚の目玉はガラスの義眼がはめ込まれており、どう言う訳か口には大きなガラス玉をくわえさせています。                                                                                  また、背中の皮部分は丁度花札の大きさ程度のさいのめの切り込みが入れてあり簡単に皮だけ取れるようになっています。                                                                                     この【子豚の丸焼き】を食べるには一応しきたりが有ります、すなわち、子豚の玉玉(牡豚の場合)、続いて豚の尻尾、舌、耳の順番で貴重品?になっています。                                                             この貴重品部分を当日の宴会主催者がおもむろに手でむしとり当日の主賓に差しだし食べて貰うしきたりになっています。                                                                                    私も一通りの部位は食べてみましたがなかなか美味しいものでした。                                                    ある時シンガポール人の友人が主催する宴席に招待された時この【子豚の丸焼き】が出てきました。                                                                                              主催者の友人が恒例のしきたりによりまず玉玉を取ろうとしたところ見つからず、くだんの友人はウエイトレスを呼びつけ本気で怒っていましたが、                                                                       私が「これは牝豚ではないの」との発言で席が和やかになり一件落着となりました。                                                     この美味しい【子豚の丸焼き】をバンコックでも食べたことが有りますが、前回述べました北京ダックと同じようにバンコックの【子豚の丸焼き】は皮を薄く剥いでくれるのでシンガポールより美味しかったです。                                                                                                この料理も皮だけ食べる料理ですから皮を食べ終わると身の部分はウエイトレスが下げていきます、この時私はウエイトレスにドギー・バックで(犬を飼っていないのにドギー・バッグと嘘を言いました)持ち帰ると言い持ち帰ったことが有りました。                                                                              次の日自宅でこの子豚の身の部分を食べてみましたがお店で食べるのと違い脂っこくてほとんど捨てる状態でした。                                                                                          それ以来もったいないと思いながらお店の従業員のまかない食?に提供しています。

2006年7月 2日 (日)

◆北京拷鴨(ペイジン カオヤー)

 【北京拷鴨(北京ダッグ)】は日本では高級料理の部類に入りますがシンガポールでは通常何処の店でも安く食べることが出来る庶民の料理です。                                                                                                     この料理を注文するとコックさんがお客のテーブルまで来て器用な手つきで皮をはいでくれるので何となく高級料理に見えます。                                                                            この料理は皆さんもよくご存じと思いますが簡単に説明いたしますと、羽をむしった鴨を一日陰干しをし、これに薄く溶いた蜂蜜を数回ぬり、鴨の口から水をお腹の中が満杯になるまで入れ、拷鴨専門の薪釜でこんがりと焼き上げます。                                                                                               食べるときは皮を出来るだけ薄くそぎ餅皮に拷鴨の皮とネギ、甘い中国味噌を包み食べます。                                                                                                 通常はこの【北京拷鴨】は皮しか食べないので黙っていますとウエイトレスが残った拷鴨の身を下げていきます。(たぶん従業員のまかない料理になるのでしょう)                                                                      ここで遠慮をせずにウエイトレスに残った拷鴨の身で何かを作ってくれと注文すると、拷鴨の身をぶつ切りにして野菜炒めにしたものなどを作ってくれます。                                                            ただし、この美味しい料理が出てくる頃には他の美味しい料理でお腹一杯になっていてほとんど食べられない状態になっています。  もったいない!!                                                                           私はこの【北京拷鴨】が大好物で機会あるごとにバンコック、香港、マレーシア、日本と旅行先で食べ比べしてみましたが一番安く美味しかったのはバンコックの【北京拷鴨】でした。                                                                                                        その理由としては【北京拷鴨】の皮の剥ぎ方が上手ではないかと思います。                                                        バンコックでは何処の店に行っても身をほとんど付けず皮のみをきれいに剥いでくれます、このためお腹にもたれずいくらでも食べることが出来ます。                                                          勿論、香港、シンガポールではこれ以上に美味しい店も有りますがそれなりに値段も高い【北京拷鴨】になります。

2006年7月 1日 (土)

◆佛蹄跳

 今までシンガポールの B 級グルメの話ばかり続いてきましたが、私も在任中いつも B 級グルメしか食べていなかったのではなくたまには最高級の超 A 級グルメも経験しました。                                                                                                               表題の【佛蹄跳(フー テイ ジャン)】という料理はご存じの方もおいでになると思いますが名前の由来は「仏様があまりにも美味しさに他人の家の塀を乗り越えて食べに行った」と言う高級料理です。                                                                                                   料理は陶器の壺の中に干しアワビ、干しナマコ、フカヒレ、烏骨鶏、冬虫夏草、クコの実、鹿の角など漢方薬膳素材などを贅沢に入れこれを数日間かけて蒸し上げたものです。                                                              味はどちらかと言えば薬膳料理に近いもので漢方薬の匂いがします。                                                            シンガポールでもさすがにこの【佛蹄跳】はおいそれと食べられず、食べたいときには約一週間前に予約を入れておく必要があります。                                                                                             我々は我が社の食通である N 事務所長代理の提案でオーチャードとスコット ロードの交差点の所にあるダナシティー ホテル2階の高級中華料理店で食べる機会に恵まれました。                                                                                                  恐らく日本人はこの【佛蹄跳】はあまり食べたことのない料理の一つでしょう、食後の感想はこれだけ高級食材を使っていれば値段の高いのも仕方ないでしょうと思える味覚でした。                                                                                                            ちなみに、最近日本のグルメTV番組で紹介していましたがこの【佛蹄跳】のお値段が一壺10万円と言っていました。                                                                            それにしても高価です。                                                                                            ここで紹介しましたダイナシティー ホテルは純中国スタイルの高級ホテルで1階ロビーには高さ20メートル近くもある彫刻の壁掛けが5,6枚飾ってあります。                                                               彫刻の題材は楊貴妃、三国志など中国の歴史上有名な物語が題材になっています。                                                    この彫刻は中国本土で彫られ値段は1枚数億円したと言われています。                                                  シンガポールへ行かれたら是非観に行ってください、一見の価値が有ります。

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