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2006年4月30日 (日)

●ちびっ子のアルバイト

 シンガポールには自動車の渋滞を防ぐために朝の通勤時間帯に限り市街地への自動車乗り入れ規制政策をとっています。                                                  これは乗用車が市内に乗り入れる場合は(1台につき4人以上乗車の車は規制無し)自家用車1台につきS$5、会社所有の法人車1台につきS$10を支払うと言う法律になっています。                                                         朝、この時間帯になると規制区域の入り口付近に2人組の婦人警官が車に提示されている通行許可証をチェックしているのを見かけます。  自動車乗り入れ制限中は、市内入り口にある鉄製のアーチに赤色のネオンサインで規制地区(Restric Zone)と表示された看板があるので見落とすことは無いと思います。                                      この制限地区の手前には通行許可証を販売する売店があり、許可証を買うときには自分の車のナンバーを言いお金を払うと通行証をくれます。  気の利いた販売員は売店の近くに車を止めただけで車のナンバーを読みとり私が窓口に行ったときにはすでにナンバー記入済みの通行証が用意されていました。                                    この様な制度があったため必要悪と思えるアルバイトが生まれていました。  ある道路の検問所近くに行くとマレー人のちびっ子がたむろしていて、4人以下の車を見つけると一斉に乗り込んできて検問所を過ぎると、一人S$1を貰いまた走って元の場所に戻りカモを待っている、これで自家用車はS$4の儲け、社用車はS$9の儲けになります、場所によっては大人もちびっ子に混ざってアルバイトをしています。                        警察官は見ていて、見ない振りをし、ちびっ子は思いっきり稼いでいます。                (注) この金額、制度は私の駐在当時のもので今は制度も変わっているかも知れません。

2006年4月29日 (土)

●自動車

 シンガポールは独特な交通政策を行っています。                                この小さな国土に自動車があふれるのを防ぐため、自動車の総量規制政策を取っています。                                                             この総量規制政策について簡単に述べますと、シンガポール全土で自動車の総台数を決め、その台数以上自動車を増やさないと言う政策です。  そのためユーザーが新車を購入するためには廃車になった車の権利証がないと新車を購入することが出来ません。      中古車を1台廃車にして、新車が1台誕生すると言うことであり、この政策を続けていく限りシンガポールの自動車台数は理論的には永久に変わらないと言うことになります。   このため、シンガポールでは新車の需要により中古車のスクラップ価格が変動しています。   ちなみに私が滞在中に中古車を買った時のスクラップ価格が1600CC 三菱ギャランで98万円でした、このため4年物の中古車に払った金額が180万円でした、日本ではさしずめ新車が買える値段でした。                                          シンガポールは自動車が高いと言われているのはこの政策のためです。

(注) これらの政策、自動車の購入金額は私の駐在当時のもので現在は変わっているかも知れません。

2006年4月28日 (金)

●シンガポール人

 私の友人に中国系三世のシンガポール人がいます。                                  この友人に初めて会ったときに、「貴男は中国人ですか?」と馴れない英語で質問したところ、この友人は不思議そうな顔をして「私はシンガポール人です」と答えた。                                                       ちなみに、マレーシア系、インド系の二世、三世に同様の質問をしたところ皆同じく   「私はシンガポール人です」と同じ答えが返ってきました。  我々日本人の感覚では血に混ざりの無い純粋の人であれば「私は中国人です」と答えると思っていましたが、これも複合民族国家のシンガポール独特の問題ではないかと思えました。                                この国では【華僑(仮住まいの中国人)】、【印僑(仮住まいのインド人)】と言う言葉は三世、四世の世界では通じなくなってきています。

2006年4月27日 (木)

●モスキート・コントロール

 シンガポールにはM.O.E.(環境庁)直轄でモスキート・コントロールと呼ばれる課があります。                                                                このモスキート・コントロール課は日本で言えばさしずめ【蚊撲滅課】と言う部署で係員が毎日ヒシャクとビーカーを持ち、水溜まりから水をくみ取りボーフラの有無を調べています。                                                                     我が社の日本人スタッフの家で裏庭に置いてあった古金魚鉢に雨水が溜まりその中にボーフラがわいているのをモスキート・コントロールに見つかり即決でS$50の罰金を取られてしまいました。                                                                 我が社の建築工事現場にはいたるところに水溜まりがあり、スタッフがいちいちチェックするのは現場が広すぎて不可能に近い状態でした。 このため、罰金を取られない防衛策として環境庁天下りの元お役人が経営している消毒会社と月極で契約すると、不思議なことに契約前は抜き打ちでモスキート・コントロールの査察を受けていたが、この消毒会社と契約後は査察が全くなくなり、罰金も払わなくてすむようになりました。                            我々はこれを保険を払っていると言っていました。                                        何処かの国の天下り役人天国と同じです。

●クリーン都市

 シンガポールでは道端にゴミを捨てるとS$500(シンガポール・ドル)の罰金を科せられます。                                                 シンガポールの公園など公共の場所には、いたるところにこの【ゴミを捨てたら罰金に処す】と書かれた看板が目に付きます。                                                 私は当初、この警告は観光政策のための宣伝と思っていましたが、驚いたことに本気の制度であることが分かりました。 私のシンガポール人の友人が、ある時タバコの吸い殻を道端に捨てたところ、たまたま通りかかった私服警官に見つかり直ちに調書を取られ数日後裁判所に呼び出され、裁判を受け最終的には初犯だったためS$50の判決が出ました。                                                                   ゴミ捨てで罰金を取られた日本人は今のところいないようです。

2006年4月26日 (水)

●グリーン都市

 グリーン都市シンガポールと言われるだけあって、シンガポールは国中が緑で覆われています。                                                                          日本から来た会社の出張者や観光客は私の顔を見て必ず言う一言は 「緑の多い箱庭のような国ですネ 私は死ぬまでずっとこの様な所に住みたいですネ」 と言われる。  私はその度に、ニコニコして「一年中緑で素晴らしいでしょう」と答えることにしていますが、私の腹の中では「四季の無い一年中緑だらけの国に何年も住めますか?」と聞いてみたい。                                                             この濃緑の国で毎日暮らしていると、日本の春の新緑、秋の紅葉、落ち葉が無性に懐かしくなってきます。 シンガポールの木は紅葉も落ち葉もなく一年中濃い緑色で繁っています。                                                                      グリーン都市で見かけた面白い風習としてシンガポールでは自動車が路上で故障した場合、日本ではリヤートランクに赤い布などを目印にぶら下げていますが当地では街路樹を折りリヤートランクに挟んでおくしきたりになっています。                                         ちなみに、香港で見た光景では古新聞を挟んで故障表示の印にしていました。                                           各々お国柄が出て面白い光景です。

2006年4月25日 (火)

●新加坡


 シンガポールは日本から直行便でわずか8時間足らずで到着します。           時差も1時間しかなく時差ボケもない国です (以前はシンガポールとマレーシアの時差が30分であったため、シンガポールと日本は時差が1時間30分と決められていた、その後シンガポールとマレーシアの時差が0分に設定されたため、 日本との時差がキリの良い1時間となりました)                                                         気温は一年中常夏で 乾期で31度~32度、雨期で27度~28度であり冬季に日本から直行してパヤレバ空港(赴任した当時はパヤレバ空港でしたが今はチャンギ国際空港になっています)におり立ったときはさすがに南国の暑さを感じる国でした。                      気温はこの様に常夏ですが周りを海に囲まれているせいか木陰に入ると微風が一年中吹き心地よい気候です。日本にある熱帯夜は全く感じませんでした。                                                                              グリーン都市、クリーン都市と言われるだけあり町中が清潔に保たれています。              複合民族国家であるシンガポールの人種構成は私の赴任当時で中国人77%、マレーシア人15%、インド人6%、残り2%にユーラシア人(ヨーロッパ人と中国人の混血)、アラブ系民族で構成されています。                                              シンガポールの公用語は英語、マレー語、中国語(標準語のマンダリン)、タミール語(インドの標準語)の4ヵ国となっています、そのためこの内の1ヵ国語でも話せればシンガポールでは何不自由なく過ごせることが出来ます。電気水道代の請求書もこの4ヵ国語で記載されています。                                                             我が社の建築工事現場の安全標識看板も同様にこの4ヵ国語で表示するよ義務づけられています。

            

●プロローグ

 現場勤務(某大手ゼネコン)で忙しい私のところに本社部長から                  「明日本社に出頭せよ」との突然の電話があり、何事かと思いオットリガタナで本社に出頭すると                                                 「君は本年4月より都内の英会話学校に6ヶ月間国内留学せよ、その間会社に勤務する必要はない」との社命。                                        最初この社命を聞いたとき、これはシメタ、忙しい現場から解放され久しぶりに学生気分に戻れるわと喜んでいたが、我が社が100万円以上の金を注ぎ込んで単に英会話の勉強をさせてくれるはずがないと考え良く聞いてみると                              「英会話学校卒業後直ちにシンガポールへ転勤せよ」 との命令、うっかりこの社命にのり英会話学校に入学すると私の一生の人生が決まると思い丁重にお断りしたが      「社費で海外旅行が楽しめるのだから行って来い」 との鶴の一声で英会話学校に入学することを渋々承諾。(英会話学校での苦労話は機会が有りましたら後日書かせてもらいます)                                                   卒業後3年間の約束でシンガポールに赴任しましたが気がついてみると8年の歳月が過ぎ去っていました。                                                                 私の第二の故郷になりましたこの楽しいシンガポールの想い出を忘れない内に書きとどめておきたいと思います。                                                                週に1話~2話の頻度で楽しい話を書き進んでいく予定ですのでお楽しみ下さい。

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